令和3年10月26日、印西市にて全員協議会が開催され、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する重要な議題が取り上げられました。
会議冒頭、議長の中澤俊介氏は出席者に感謝の意を表し、議題の進行を案内しました。
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種については、健康子ども部長の酒井和広氏が詳細を説明しました。3回目の接種対象者は、2回目接種から約8か月経過した方で、接種券の発送が11月下旬に予定されており、接種開始は12月1日からとなります。接種対象は約92,000人が見込まれており、今後国からの具体的な指示が待たれます。
酒井氏は、現在の1回目接種率が80.62%、2回目接種率が70.11%であると述べ、接種状況の透明性を強調しました。特に、12月には600人の医療従事者への接種が行われる見込みです。
次に、令和3年度人事院勧告に伴う期末手当の取り扱いについて、議長が説明しました。国家公務員の期末手当が0.15カ月引き下げられると報告され、印西市としても同様の措置を講じる意向が示されました。議会としての合意も得ており、適切な手続きを行う方針です。
続いて、12月の定例会において提出予定の議会費補正予算について、議会事務局次長の吉岡哲男氏が説明を行いました。議員期末手当の減額や旅費の削減について具体的な数字を示し、効率的な予算運用を図る姿勢が強調されました。
その他、令和3年第4回定例会の一般質問の時間設定や議会タブレットの導入についても情報が提供されました。議会タブレットに関しては、従来の入札では業者選定が難航したため、随意契約にて年内の導入を進めることが決定しました。
全体を通じて、議員たちは新型コロナウイルス対策や予算関連の重要事項について意見を交わし、今後の施策への理解を深めることに努めていました。会議は午後1時14分に閉会し、議員たちの連携が再確認されました。