令和2年第1回印西市議会定例会が2月18日、開会した。
冒頭、議長の板橋睦氏が会議録署名議員として柿原健一議員と梶原友雄議員を指名した。
続いて、板倉市長が施政方針を述べた。新型コロナウイルスの影響に関して、 「庁内で対策会議を2回開催し、状況把握に努め、情報発信を行っている」と強調し、引き続き適切な情報提供を行うと述べた。
市長は、令和2年度の予算規模が対前年度比11%増の598億9,201万7,000円に上ると発表。特に、重点施策となる子育てや福祉、教育に関連する予算を引き続き拡充する方針を示した。
市が設定した「ひと まち 自然 笑顔が輝く いんざい」という将来都市像に基づき、施策を進めることが焦点となる。
予算案の中で特に重要な事業には、交通安全対策事業や、地域防災計画の改訂、高齢者在宅福祉事業の支援などが挙げられた。高齢者に対しては、新たに高齢者ふれあいバスを無償化し、外出支援サービスを拡充する。
また、待機児童解消に向け、民間保育園の改修には補助金が交付される予定である。このほか、学童クラブの新設工事にも対応し、運営費補助を実施することで、地域における子育て支援も強化される。