令和5年7月7日、印西市の全員協議会が開かれ、ふれあいセンターいんばの改修や複合化工事について論じられた。
会議では、印旛地区の新たな拠点施設として位置付けられるこのプロジェクトの進捗状況や、工事に伴う公共サービスの確保について多くの議員から質疑が寄せられた。特に、工事中の印旛支所と地域福祉センターを含む関連施設の運営については、松尾榮子議員が具体的な運営方針について質問した。
米井雅俊市民部長は、工事期間中は基本的に一時閉館となるが、最低限のサービスの提供を確保する考えを示した。結果として、印旛公民館の移転に伴い市民サービスの低下を避ける策が講じられることを約束した。
また、工事費用として約20億円を見込んでいると示され、設計の段階で市民の意見を聞く方針も示された。特に地域のニーズに応え、利便性の高い公共施設となることが求められていることから、カフェや物販スペースの設置が提案される場面もあった。
さらに、議員からは施設の木造化に関する提案や、老朽化した近くの公共施設の活用方法についても意見が交わされ、地域全体のまちづくりの一環として見直される必要があるとの意見が強調された。
ハラスメントに関する情報の共有も議題となり、議長は品位の尊重を強調した。この際に配布された資料についても、しっかりと目を通してもらいたいとした。
この全員協議会は、多岐にわたる意見が交わされ、印西市の今後の公共施設整備に向けた重要な議論の場となった。議員は、市民の意見を反映し、より良い公共服務を実現することに意欲を示している。