令和3年第2回印西市議会定例会は、6月7日に開催された。議長の中澤俊介が宣言した。
議題に上がったのは、会議録署名議員の指名、諸般の報告、一般質問であった。一般質問では、個人質問として伊藤真一議員、増田葉子議員、浅沼美弥子議員などが質問を行った。
伊藤真一議員は家族農業に関する構想について質問。板倉市長は、農業経営基盤強化促進法に基づく支援の継続を強調し、環境経済部長の土屋茂巳氏は小規模農家への支援の必要性を語った。
彼は具体的に、農機具導入への支援があるが、中古機械購入にも条件を設けていると説明した。
増田葉子議員は通学定期運賃値下げについて質問し、運賃の引き下げが求められた。市長は、株主総会で運賃値下げの要望を継続していると答えた。
さらに、教育環境の問題として、学習面での差や施設整備の不均衡を指摘。教育長の大木弘氏は教育内容に差が出ていないとしたが、実際の教育環境には差があることが懸念された。
生活保護への扶養照会に関しては、相談者への配慮を述べた。生活保護部長は、生活保護手続きにおいて支援が必要な状況にあると述べた。
また、生理の貧困問題については、健康子ども部長の酒井和広氏が市の取り組みを解説した。在庫状況を勘案しつつ配布方法を他市の事例に基づいて検討する意向が示された。
災害時の避難施設のペット同伴について、避難所におけるルールの必要性が説明され、他市での成功事例も参考にしながら、印西市として対策を進める意向が伝えられた。