令和5年5月8日に印西市で行われた全員協議会では、改選後初めての議会の運営や今後の印西市の発展に関する重要な論点が討議された。
まず、議会議長が指名された櫻井正夫議員が進行を務め、市長の板倉正直氏が挨拶した。
市長は選挙を経て新たに議会に加わる議員たちに祝辞を述べ、印西市のここ十年の発展を中心に語った。市長は過去の千葉ニュータウン事業への取り組みが、地域発展の一因であり、これからも議会と行政が連携して取り組む姿勢を強調した。
板倉市長は、「印西の土地を活用することが重要」と述べ、民間企業との協力が市の発展に繋がるとの考えを示した。また、「ごみ焼却施設計画の白紙撤回が地域の産業誘致に貢献した」と慰める結果が得られたことにも触れた。
市長は将来的に印西市がデータセンターの誘致を目指していることにも言及し、「電力供給の確保が課題」と述べ、今後必要な素地を整えていくことが求められると強調した。特に、外部企業との交渉が迅速かつ効果的であることが、地域の経済発展につながると語った。
その後、議会の関連事項として各委員の選任が進められました。
常任委員会や議会運営委員会の選任作業が行われ、特に調整が行われたのは文教福祉委員会と建設経済委員会であった。各会派からの希望者が名乗り出て、議会の運営に関する重要な人事が決定されました。
また、印旛地区の委員選出では、組合議員についても討議されました。選挙による投票の結果、中澤俊介議員が選任されることが確定するなど、議会の日常業務に関わる人事も整いました。