令和4年5月18日に印西市全員協議会が開催され、議題として様々な事案が取り上げられた。
職員の逮捕に関しては、教育長の大木弘氏が、去る5月4日に本市の教育委員会職員が傷害の疑いで逮捕されたと説明した。この件については教育部長の土屋茂巳氏が詳細を報告し、逮捕理由は、仙台市内での暴行であることを明かした。土屋氏は、「市民や関係機関にご心配をおかけしたことをお詫び申し上げる」と話し、今後の厳正な対処を約束した。
続いて、長門川水道企業団議会議員(学識経験)の選挙が議題に上がった。吉岡哲男事務局長から、議会の構成についての説明があり、織原拯氏の任期満了に伴って新たな議員の選出が必要とされることが確認された。出席した議員から指名推選の方法で選出すべきとの意見があり、議長の中澤俊介氏の議長による指名が合意に基づいて進められることとなった。
3つ目の議題では、令和4年度の行政視察について議論された。過去2年間は新型コロナウイルスの影響で視察が中止されていたが、今年度は状況を見極めながら各委員会が判断する形で進める方針が示された。議長は感染対策を考慮するよう指示し、各委員会の自主判断を尊重する意向を示した。
最後に、ウクライナ支援についての議題が上がり、印西市議会としての寄附の方針を協議する場となった。議長は慎重に取り扱う必要性を訴え、意見交換を促した。出席した議員らは、支援の方法や額について意見を交わし、来る第2回定例会での具体的な取り組みについての方向性を探った。
今回の協議会では、各種重要な課題が取り上げられ、議員たちの活発な討議が展開された。今後の対応についても慎重な検討が求められる状況である。