令和5年1月19日に行われた印西市全員協議会では、複数の重要議題が議論された。
まず、予算審査常任委員会委員の選任について取り上げられた。議長の中澤俊介氏は「新たな委員を選任する」とし、各会派代表の同意を受けた名簿案を提示した。最終的に、議員たちは異議なく新委員の選任を決定した。
次にオンライン会議に係る条例等の改正が議題に上がった。この件に関して、米井重行議会運営委員会委員長は「オンライン会議を必要な場合に開催できるように規定の整備を進める」と説明し、議事規則の改正案については2月6日と3月13日まで協議し、最終的には議会運営委員会での発議を目指すことが確認された。
2023年度の一般会計予算に関する議案も議論された。中嶋広議会事務局次長は「議会関連の歳出は合計で2億2,070万2,000円」を計上し、前年と比較して1,504万8,000円の減少であると報告した。特に、議員人件費は31万3,000円の増加が見込まれているが、全般的には減額傾向にある。
また、印西市議会議員一般選挙についても議論された。選挙管理委員会からの情報提供に基づき、立候補予定者説明会が2月8日に行われることが確認された。これは、選挙に向けた重要な準備段階であり、議員たちの関心が集まっている。
最後に、新型コロナウイルス感染症の影響について言及された。中澤議長は「感染症対策を徹底するようお願いする」とし、議員各自にマスク着用の判断を任せる一方で、具体的な対策を求めた。このような状況の中でも、会議の運営が継続されていることが強調され、全員協議会は無事に閉会した。