印西市にて、令和2年8月7日に全員協議会が開催された。
会議は午後3時30分に開会され、板橋睦議長より挨拶が行われた。
今回の会議の主な議題は、令和2年第3回定例会に提出予定の議会費補正予算(案)である。事務局次長の吉岡哲男氏は、補正予算の必要性について説明した。
補正予算案は、議会運営に要する経費として4,630万2,000円の増額を求めるものである。具体的には、議会の行政視察が中止となるため、565万円の減額が予想される。また、会議システムの更新に必要な設計業務が完了し、更新にかかる費用として4,998万3,000円を計上していることも挙げられた。
飛沫対策としてのアクリル板の設置工事についても、196万9,000円が補正予算として求められている。設置の時期については、補正予算が9月に承認され次第、入札を経て12月の議会開会までに完成させる計画が示された。松尾榮子議員からは、アクリル板の設置までの間のマスク着用に関する苦労が共有された。
質疑応答では、アクリル板の高さや傍聴席の対策についての確認がなされた。最終的には質疑が終了し、議題は無事に終了した。議長からの発言では、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、補助者を希望する発言者は1名とする方針が示された。
この会議を受け、印西市はさらなる感染防止策を講じることになるとみられる。全体として、議会の運営について慎重な対応が求められる中、議員や関係者の協力を得ながら進められることとなった。