令和3年第4回定例会が開催され、市民の健康と安全を守るための新型コロナウイルス対策が議論された。特に、新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況が強調された。
市民の1回目接種率は87.6%、2回目は85.3%に達しており、スムーズに接種が進んでいる。また、市在住の外国人に関しても支援が行われ、具体的には不法残留者への接種券発行が実施されたことが報告された。この支援は感染拡大防止のために重要であり、市民の健康を守る一助となる。
18歳以下のワクチン接種については、12歳から19歳の接種率が約70%であり、今後も接種が進む見込みだ。加えて、ワクチンパスポートの交付も行われており、11月30日時点で783件が申請され、そのうち750件が交付された。今後のスケジュールや給付についても注視されており、迅速な対応が必要とされる。
また、経済支援策についても言及され、特に子育て世帯への支援が強調された。国からの給付金に関する情報はまだ詳細には示されていないが、本日開催された説明会での情報収集が行われた。対象世帯への迅速かつ確実な給付が期待されている。
さらに、デジタル化の促進に向けても取り組みが進められており、スマホ教室やデジタル人材育成が求められ、今後の支援策についても検討が進まれる。
最後に、地域社会でのつながりを深める取り組みとして、地域猫活動や高齢者支援に関する方針が説明された。特に、地域猫の不妊去勢手術費助成など、動物愛護活動に対しても市が積極的に関わっていく姿勢が示された。全般にわたって、市民の声を聞き取る努力が強調され、地域に根ざした支援の重要性が再認識された。