令和3年第4回印西市議会定例会が12月2日に行われ、各議員が重要な議題についての発言を行った。
特に新型コロナウイルスに関する話題は、多くの議員から提起され、ワクチン接種の進捗状況についての詳細が共有された。
「令和3年11月30日時点で、印西市の接種率は1回目87.62%、2回目85.34%であり、概ね接種が完了している」との市長の報告に続き、来年からの追加接種に向け、予防接種のスケジュールや準備状況についても説明があった。
加えて、追加接種に関しては、ファイザー及びモデルナワクチンの選択肢があり、国からの方針に従い、前倒し接種の可能性についても言及された。具体的には「モデルナワクチンが承認されれば、接種体制を整える準備を進める」と述べられた。
次に、農業施策に関する議論が行われ、特に飼料用米と主食用米の作付面積についての議員からの質問があり、昨年度には534ヘクタールが飼料用米に転換されるなどの動きが紹介された。補助金の継続とともに、農業経営者への支援の必要性が強調された。
この他に、印旛沼二期事業に伴う工事による市道の状況や、通学路の安全対策に関する質問もあり、特に道路の維持管理が営農にも影響を及ぼす重要な問題として対応を求める意見が寄せられた。
印西市では、地域の農業を持続可能にするために、地域一体での努力が求められ、特に農業者同士の話し合いや協力が促進されており、その成果として地域農業の活性化が期待されている。