令和3年5月28日に印西市で開催された全員協議会では、重要な案件について議論が行われた。
会議の冒頭、議長の中澤俊介氏は出席した議員に感謝し、協議会の円滑な運営への協力を要請した。
続いて、板倉正直市長は、(仮称)千葉ニュータウン中央駅圏複合施設整備事業について説明を行った。
この事業は、地域の福祉や文化を支える施設の整備を目指している。事業が進むことで、地域に新たな公共施設が生まれる見通しだ。
資産経営課長の林敏幸氏が詳細な説明を行い、民間事業者の募集に向けての進捗を明らかにした。
具体的には、健康、福祉、子育て関連の機能を持つ施設整備が計画されている。
また、民間事業者からの提案を受け入れ、一体的な利用が図られることも強調された。
さらに、事業スケジュールについても言及され、令和4年3月から事業契約を締結し、設計・建設を経て、令和6年度に供用開始を予定している。
特に注目されるのは、PFI法を活用した事業方式で、公共施設と民間施設の相互連携が求められる点である。
また、次の議題として予算審査常任委員の選任が行われた。
中澤議長と玉木副議長の辞任を受けて、新たに2名の委員が選出された。
選任にあたり、議員たちはスムーズに意見を交わし、適任者を指名している。
続いて、議会だより編集委員の選出についても議論され、会派から各1名の委員が選出されることで合意が得られた。
櫻井正夫議員と海老原作一議員が選任され、今後の議会広報活動への貢献が期待されている。
議題は終始順調に進行されたが、その後も市議会の運営を円滑にするための事務連絡が行われた。
事務局からは、会派の名簿変更と全国市議会議長会の表彰状伝達式などの説明があった。
閉会直前には、第2回定例会におけるクールビズの実施が発表され、周知事項が紹介された。
このように、印西市における全員協議会は、公共サービスの向上を図るための重要な場となっている。