令和4年6月6日に豊山町議会が開催され、様々な議案が提案された。
出席した議員は10名であり、会期は6月17日までの12日間と決定された。
町長の鈴木邦尚氏は、議員に対し各種重要案件の審議を依頼した。
今回の定例会では、工事請負契約の締結に関する議案が中心となり、合計4件が提案された。
特に、議案第31号から第34号までの工事請負契約は、地域への影響が大きい。
議案第31号の下水道事業に関する工事については、堀之内と城屋敷地内で939メートルのパイプラインが整備される予定である。
また、議案第34号では、老朽化が進む豊山小学校のトイレ改修工事が行われ、包括的な衛生環境の改善が期待されている。
議案第35号人権擁護委員候補者の推薦についても話題となり、横田康宜氏が適任とされ議決がなされた。
町長は住民懇談会にて町民の意見を直接聴取した経験を強調し、今後の施策にも反映させる意向を示した。
さらに、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮した補正予算案も提出された。
令和4年度の住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金として、1世帯当たり10万円の給付が計画されていることは注目に値する。
新型コロナによる物価高騰に対応する施策が講じられることから、多くの住民の生活が支援されることが期待される。
最後に、豊山町では地域の環境保全を図るため「きれいなまちづくり条例」の制定を進めており、ゴミ問題に取り組む姿勢が見られる。
新たな条例により、町全体の生活環境が改善されることが目指されている。
定例会は今後も重要な事項を議論し、地域社会の発展に貢献し続ける。