令和6年6月17日、豊山町議会は第2回定例会を開催した。
出席議員は9名であり、本定例会では議案第39号から議案第44号までが議題に上がった。各議案に対する委員会報告が行われ、全議案が一括して可決された。
まず、福祉建設委員会の委員長、作野桂子氏が議案第41号「豊山町下水道条例の一部改正について」の報告を行った。作野氏は、技術者の専属規制緩和の背景と期待される効果について説明し、全員賛成で可決されたと述べた。
次に、総務文教委員会の委員長、岡島剛氏が議案第39号「豊山町税条例の一部改正について」を報告した。岡島氏は、税制の変更内容を詳述し、討論なしで可決されたことを確認した。この改正には町民税の減免に関する新たな規定も含まれ、地域特例措置が導入されることに触れた。
予算決算特別委員会の委員長、岩村みゆき氏は、令和6年度豊山町一般会計補正予算に関する報告を行った。委員からは新型コロナワクチン接種に関する質疑があり、接種時期と対象者について具体的な説明がなされた。やはり全員賛成で可決。
議案第43号「令和6年度国民健康保険特別会計補正予算」も全会一致で可決された。ここでは、健康保険証の廃止後の手続きについての説明があり、愛知県が示す新しい制度へと移行する準備が進められているとのことだった。
最後の議案第44号も特に反対はなく可決され、町議会は委員会からの継続調査申し出を行った。議長坪井孝仁氏は閉会を宣言し、町長の鈴木邦尚氏が全議案が可決されたことへの感謝を述べ、今後も地域の発展に努めてまいりますと語った。議会は、最後に町民への配慮と健康を願う言葉で締めくくられた。