令和6年4月22日、豊山町議会第2回臨時会が開催された。
議会は10名の出席議員により定足数を満たし、無事開会した。
町長の鈴木邦尚氏は、出席議員への感謝の意を述べ、今回の臨時会での議案についての説明を行った。この日は、報告案件2件と承認案件2件、さらには令和6年度一般会計補正予算に関する議案の合計5件が議題となっている。
最初に、町長が令和6年第2回臨時会にあたっての挨拶を行った。
その中で、令和6年能登半島地震の被災者へのお見舞いの言葉を述べ、職員の派遣状況について説明した。
学校のトイレ改修に関する補正とその理由についても言及し、コスト上昇に対応するための柔軟な対応が求められるとの認識を示した。
議案第34号では、補正予算の主な内容が説明された。具体的には、低所得者世帯への給付金支給が強調され、特に非課税世帯への10万円支給について詳細が示された。さらに、補正予算額が23,259万6,000円であることが示され、一般会計総額は92億3,559万6,000円となることが確認された。
質疑応答段階では、議員たちから具体的な質問が相次ぐ中、大口司郎氏が工期調整について質疑した。
産業建設部長の高桑悟氏は、工事期間設定に向けて教育委員会と連携する旨を答弁した。議員数名が物価上昇による影響を指摘し、慎重な討議が必要との意見を発表した。
最終的に、全議案に対し賛成が集まり、無事に可決された。
町長は議会の審議による決定に感謝を述べ、今後の町づくりに向けてさらなる協力を要請した。議会は午後2時12分に終了した。