令和6年第6回大口町議会臨時会が開催された。
本臨時会では、会議録署名議員の指名、会期の決定、諸般の報告、そして重要な議案が審議された。
今回は、大口町道路線の認定に関する議案第44号と、西児童クラブ建設工事の請負契約に関する議案第45号が上程された。
議長の江口昌史氏は、出席議員15名で会議を開会すると宣言し、会期を1日限りに設定した。次に、出席した町長や各部長たちが提案理由を説明する中、特に議案第44号において、建設部長の山本重徳氏が道路の認定理由を詳細に述べた。
認定される路線は、健康文化センターの南に位置する新たな住宅開発に必要なものであり、舗装の施工を除いて工事は完了しているという。
そのため、住宅の建設が予定されている分譲地に供用開始が必要であり、早急な認定が求められていた。議案第44号は、質疑を経て可決された。
次いで、議案第45号では、総務部長兼秘書広報室長の水野眞澄氏が、西児童クラブ建設工事の契約内容を説明した。
契約金額は約1億945万円であり、工期は245日間とされている。
この件についても質疑が行われ、議員たちは不安や疑問を表明したが、最終的に議案は可決された。
特に、議員の江幡満世志氏は、分離発注に関する懸念を示し、建設の監理が適切に行われるよう求めたが、町長は円滑な工事進行への努めを強調した。