令和3年12月6日、豊山町議会の第4回定例会が開催された。
出席議員は10名で、全員の出席により定足数を満たした。
初めに鈴木邦尚町長が挨拶を行い、今回の定例会で審議される議案について触れた。
町長は条例の一部改正が2件、一般会計及び特別会計の補正予算が5件の、合わせて7件の審議をお願いすると述べた。
次に、日程案として会期の決定が行われ、会期は12月6日から12月17日までの12日間とした。
また、会議録署名議員として、山本亮介氏と岡島政信氏が指名された。
日程第3では、今期定例会の提出議案について報告が行われた。
町長は愛知県との共同事業である基幹的広域防災拠点の説明会について言及。
11月21日と25日に開催した説明会には235名が参加し、貴重な意見が寄せられたとした。
続いて日程第4で、議案第64号から議案第70号までの提案説明が行われた。
議案64号では保育施設の運営基準に関する条例を改正する。
これは書面による手続きに加え、電磁的方法による対応を可能とする内容である。
また、議案65号では国民健康保険条例の改正があり、出産育児一時金の見直しが含まれている。
議案66号は令和3年度一般会計補正予算で、主には児童手当制度の改正に伴うシステム改修費用が計上されている。
そのほか、公共下水道事業の補正予算なども審議の対象となった。
補正予算の総額は3,631万6000円に及び、一般会計総額は81億8352万8000円となる。
最後に鈴木町長が、各議案について適切な議決をお願いすると締めくくり、午前9時46分に会議は散会となった。