令和元年6月11日、豊山町の第2回議会定例会が開かれた。
出席議員数は10名であり、議案質疑が行われた。「議案第33号」、つまり道路線の認定については質疑がないとのことだった。
「議案第34号」においては改元に伴う関係条例の整備がテーマとなったが、こちらも質疑はなしである。「議案第35号」の非常勤職員の報酬に関する条例改正についても同様に質疑はなかった。
議案第36号においては、山本亮介議員が介護保険条例の具体的な改正内容について質問を行った。保険課長の横田仁美氏は、今回の改正は消費税引き上げによる低所得者への保険料軽減措置の拡大を目的としていると説明。
軽減対象者の所得段階が拡大され、保険料の年額も変更されるとのこと。具体的には、第1段階の年額が2万8,620円から2万3,850円、第2段階は3万6,888円から3万2,118円に、第3段階は4万4,520円から4万2,930円に見直される。
続いて議案第37号では、令和元年度一般会計補正予算について質疑が行われ、坪井孝仁議員がプレミアム商品券の詳細を質問した。産業・都市政策課長の高桑悟氏が、プレミアム商品券の目的は消費税引き上げによる影響を緩和し、地域の消費を活性化させることにあると述べた。
対象者は住民税非課税の世帯と、3歳半未満の子のいる世帯とされ、購入可能な商品券額面は2万5,000円分で2万円で販売される。これにより25%のプレミアム率が適用されるという。取り扱い店舗の募集とプライバシーへの配慮も示唆され、全額国庫負担であることが強調された。
議案が全て付託される中、議長の岩村みゆき氏が散会を宣言し、午前9時46分に終了した。