令和6年1月30日に、豊山町議会第1回臨時会が開催された。
この臨時会では、令和5年度一般会計補正予算案について議論が行われた。会議は、10名の出席議員が確認され、町議会の議長である坪井孝仁氏が開会を宣言した。議長は、最近発生した能登半島地震に触れ、犠牲者に哀悼の意を表し、黙祷を捧げる時間を設けた。
鈴木邦尚町長は、臨時会の開催にあたって謝辞を述べた。今回の議題である一般会計補正予算案の背景には、低所得者世帯への給付金支給がある。この支給には、国の地方創生臨時交付金が活用される。具体的には、住民税非課税世帯に加え、住民税均等割だけの世帯に12万円が支給される。さらに、子ども一人当たり5万円の加算も行われる。
補正予算の総額は7,205万4,000円であり、これを元に一般会計の総額は98億3,013万4,000円となる。議長は、質疑を行う時間を設けたが、特に発言はなかったため、質疑は終了した。
採決の方法は、前回に引き続き、電子採決が導入された。最終的に、議案第1号は全議員の賛成により可決された。町長は、全ての議案が可決されたことに感謝の意を示し、執行に際して細心の配慮を行うと述べた。臨時会は無事に閉会し、今後の町政の発展と住民の生活向上への努力を再度誓った。
この臨時会を通じて、町民の声を反映した施策が進められることが期待される。今後も継続的な支援が求められる中、町議会は町民の生活向上に向けて重要な役割を果たすこととなるだろう。