令和元年第3回臨時会が29日、豊山町議会で開催された。
この会議では、報告案件や条例改正案、補正予算案が提案され、全てが可決された。特に目立った議案には、豊山町議会の議員報酬に関する条例改正や一般会計補正予算が含まれている。
町長の服部正樹氏は挨拶の中で、「今回、臨時会における議案は報告案件が3件、条例改正案が4件、補正予算案が5件ある。」と述べた。議員各位に慎重な審議を呼び掛けた。
日程第5では、豊山町の各種職員の給与改正に関する議案が一括で上程された。議案第68号から第76号までの議案は全て、委員会付託による審査を経て原案通り可決された。これに関して、特に議員報酬については、期末手当の取り扱いに関する見直しが行われ、支給割合が0.05月分引き上げられる旨が説明された。
意見表明では、山本亮介議員が「報酬審議会の開催が必要だ」と主張した一方、岡島政信議員は「人事院勧告が尊重されるべきだ」とし賛成した。幅広い意見が出る中、全ての改正案は賛成多数で通過した。
一般会計補正予算の内容には、約132万4,000円の追加が含まれており、具体的には人件費の調整が行われるとのことであった。また、引き続きさまざまな特別会計に関する議案が補正予算として上程され、関連する人件費の増減が議論された。。
報告においては、数件の専決処分に関する内容も議題に上り、特に損害賠償の額の決定については、12万1,005円の支払いが求められる事案が発表されている。
最後に、町長は閉会の挨拶を行った。議長は、全ての議案について採決が行われたことを報告し、しっかりとした審議があったことを強調した。町の発展に寄与するため、議員らの協力を引き続き要請した。