令和4年6月17日、豊山町で行われた定例会において、全ての議案が可決されました。
特に注目されたのは、議案第37号の「豊山町きれいなまちづくり条例の制定」で、明確な効果が期待されています。福祉建設常任委員会の委員長である柴田賢一氏は、条例の制定による見込まれる効果に関する質疑が行われたと報告しました。
また、パブリックコメントに関する質疑や、罰則未設置の理由についても具体的な答弁がなされました。委員会は、そうした議論を経る中で全員賛成で原案を可決しました。この条例は町民に広く周知される必要があります。
議案第38号、39号の国民健康保険税条例及び介護保険条例の改正については、いずれも質疑なしで可決されました。このことは、町の福祉施策にとって重要な一歩と捉えられています。
会議では、新たに設置された特別委員会の影響も注目されました。予算特別委員会と決算特別委員会がそれぞれ設置され、進行中の調査に益々の期待が寄せられます。議長の水野晃氏は、特別委員会設置について異議なしと認め、その後の選任手続きに移行しました。
また、選挙管理委員会補充員として秋田朝子氏が指名され、これに無条件で賛成したことは、議会の一体感を示すものと評価されました。今日の結果を受けて町長の鈴木邦尚氏は、全議案可決に感謝の意を表明し、「今後も町の発展に努力していく」と述べました。
全体として、今回の定例会では福祉施策及び町民生活の向上を目指した議案が次々と可決され、議会の円滑な運営が強調されました。町民への還元を念頭に置いた施策が今後も続くことが期待されます。