令和2年12月7日、豊山町議会第4回定例会が開会され、鈴木邦尚町長の初定例会として注目を集めた。
町長は、新型コロナウイルスの影響を念頭に置き、町政についての所信表明を行った。
まず、町民の期待に応えて全力を傾注する姿勢を示した。
さらに、感染症対策に関する具体的な施策として、高齢者へのPCR検査助成や学校の感染症対策の強化について補正予算を提案した。
鈴木町長は、 "新型コロナウイルスの影響は例年にないものだが、急速に変化する社会の中で町民が安心して暮らせるよう全力を尽くす"と述べた。
具体的には、町のために必要な施策として、子育て支援や教育の充実を挙げ、そのための6つの約束を掲げた。
特に、医療費の拡大や保育の環境整備については、独自の施策を進めていく方針を強調した。
次に、公共交通の利便性向上も重要視されている。
"町民の皆さんの交通便を向上させるため、交通体制の見直しや市街地との連携強化を進める"と鈴木町長は強調した。
加えて、地区に基づく住民主体の施策が不可欠であるとの考えを示し、地域住民との炎対話を積極的に進める方針を述べた。
議事日程では、議案第99号から第105号に上程され、選挙に関する公費負担条例に関して提案された。
特に、自治体の選挙公営の対象拡大を目的とした条例が注目されている。
この条例は、新たに選挙運動用の自動車の使用やビラ、ポスターの作成も対象とするもので、選挙環境の改善を目指す。
今定例会では、鈴木町長のビジョンとともに、地域振興や新型コロナ対策を含む様々な政策が提案された。議案の審議は、来る12月18日までの予定で進められる見通しである。
镇河町全体が一つのチームとなり、未来を切り拓くための議論が続けられることが期待されている。