令和元年9月3日、豊山町議会第3回定例会が開会し、各議案の審議が行われた。
議長の岩村みゆき氏が出席議員の数を伝え、定足数が確認された。
続けて、町長の服部正樹氏が開会の挨拶を行い、本年度の事業が順調に進行している旨を述べた。特に、今回の定例会では29件の案件が審議されることが報告された。
本会議では、日程第1の会議録署名議員が山本亮介氏と岡島政信氏に指名された後、会期が9月20日までの18日間と決定された。議案第39号の教育委員の任命については質疑を省略し、全会一致で同意された。
続いて、日程第4では、報告案件の審議が行われ、特に損害賠償について小川徹也総務部長が報告した。令和元年6月7日に起きた給食センター敷地内の事故に関して、賠償額が21万5,719円に決定された。
さらに、財政健全化に関する2つの報告、平成30年度の判断比率と公共下水道事業特別会計の資金不足比率についても報告された。これらに対して監査委員からは、健全とする意見が寄せられた旨が伝えられた。
また、会計年度任用職員制度に関する議案がいくつか上程され、特に給与と費用弁償に関する条例の制定案が注目された。議論の中で、非常勤職員の処遇改善が重要であるとの意見が出され、改正内容も確認された。特に、常勤職員との均衡が図られることが強調された。
議案第40号では、豊山町の道路認定に関しても審議され、地域の住宅開発に伴う道路が認定されたことが報告された。これにより、町内の道路網が整備されることが期待されている。
最後に、議案第59号から第64号までの補正予算案についての説明が行われ、特に幼児教育・保育の無償化に向けた補助金が新たに計上されたことが県負担のメリットとともに説明された。特に、豊山町がどのように子どもたちに質の高い教育を提供していくかが議論された。