令和2年3月17日、豊山町議会第1回定例会が開催された。
出席議員は9名で、全議案が審議された。特に令和2年度一般会計予算に対する附帯決議が注目を集めた。
福祉建設委員会の水野晃委員長は、議案第19号に関連して、地域住民の理解を得ることが重要と述べ、地域の安全対策も必要であると強調した。
議案第19号に対しては、岡島政信議員が賛成の立場から、充実した教育環境や生活支援事業の予算化について評価した一方、山本亮介議員は、国保税の引き上げについて懸念を表明した。
新型コロナウイルス感染症対策についても議題に上げられた。大口司郎議員は、感染症対策の強化を求める意見書を提出し、全員賛成で可決された。
さらに、議案第25号令和元年度豊山町一般会計補正予算についても審議され、補助金の減額についての質疑が行われた。委員からは、新たに基準が示されたことに対する質問があり、当局は適切な執行の観点からの変更だと回答した。
鎮静な議論の中で、全議案は賛成多数で可決された。議長の岩村みゆき議員は、全議案に対する審議に感謝の意を表した。