令和3年豊山町議会第4回臨時会が開催された。会議は午前9時30分に開会し、町長の挨拶から始まった。
鈴木邦尚町長は、一般会計補正予算についての提案を行い、議員に対して慎重なる審議をお願いした。議案は新型コロナウイルス関連経費を含む内容で、特に子育て世帯への支援策が強調された。
今回の補正予算の額は3億2,105万6,000円であり、これを執行することで一般会計総額は81億4,721万2,000円に達する見込みである。この予算には、18歳以下の子どもに寄附される臨時給付金やワクチン接種に係る費用が含まれる。議案第63号に対する質疑も多く、岡島政信議員から具体的な支給方法に関する質問が投げかけられた。
林真吾福祉課長は、中学生以下への児童手当を基にした支給方法を説明。一方で、16歳以上の子どもへの支給方法については申請制とされることが明らかとなった。さらに、ワクチン接種の予約方法や接種会場に関しても質疑が交わされた。日比野敏弥生活福祉部長は、ウェブおよび電話による予約方法を紹介した。
最後に、議案の討論が行われ、異議なしで可決された。この臨時会では、町長からのご意見や提案が議員によって十分に検討され、議決が得られたことが強調された。町長は、今後の施行においても意見を留意しつつ進めていく考えを示し、臨時会は全ての議案が議了された後、午前9時46分に閉会した。