令和4年4月20日、豊山町議会第2回臨時会が開催された。
この臨時会では、議案が議論され、全ての予定された案件が可決された。議長の水野 晃氏は、開会の挨拶の中で、出席議員数10名が定足数に達していると確認した。町長の鈴木 邦尚氏は挨拶の中で、臨時会の目的として専決処分に係る承認案件2件や条例の一部改正5件の審議を求めた。
今回の議案は、希少な出席を通じて組織の改革が進められたことを示している。特に、専決処分に関しては、富山町税条例と都市計画税条例の一部改正が承認された。これにより、新型コロナウイルスの影響による負担調整措置を適用し、地方自治法に基づく新たな法律の施行を円滑に進めるための対応が求められた。
また、議案第26号から第30号に及ぶ条例の一部改正が行われ、これには議員の報酬、そして町職員の給与に関する規定が含まれた。特に、これらの改正には、令和3年度の人事院勧告に基づく期末手当の引き下げが反映される重要なものである旨が説明された。
加えて、岡島 政信氏からは、税条例の改正に対する質疑が行われた。問い合わせは、特例税額控除の項目が削除された理由に関して、詳細な説明を求めるものであり、堀尾 政美総務部長からはその経緯について説明が行われた。これにより、変更内容が整理され、議員間での理解が深まった。
最終的に、全ての議案について討論の後、採決が行われ、承認された。町長は終了に際して、出席者の協力に感謝を述べ、今後の町政運営にあたる決意を示した。臨時会は午後3時に閉会となり、出席した議員と町職員が事務的な実務に引き続き取り組むこととなった。