令和4年6月13日、豊山町で開催された定例会において、住民参加型の町政に関する懇談会や、特別養護老人ホームの設置に関する動きについて議論が交わされました。特に、町長が掲げる「新しい豊山をつくる6つの約束」には、特別養護老人ホームや障がい者グループホームの設置が含まれており、地域住民の生活環境で出されている声に対する関心が高まっています。
懇談会では、町民からの意見として、地域に必要な社会福祉施設の不足が指摘されました。特に、高齢化が進行する中で、特別養護老人ホームの必要性は大きな課題です。日比野生活福祉部長は、特別養護老人ホームに関して、今後の高齢者福祉計画にその必要性を盛り込む意向を示しました。また、障がい者グループホームにおいても、町内での開設が希望されています。
町長は「住みたい町、住み続けたい町」をスローガンに掲げ、町政に関する約束を強調。町民が住みやすい環境を整えるために、特別養護老人ホームの設置を目指すと述べました。
懇談会では、町民から出された意見の中には、今後の町の方針に関する期待や不安が含まれており、町政運営への参加が活発化しています。また、インボイス制度に関しては、新たに導入されるこの制度により、町の事業者への影響が予測されます。高桑産業建設部長は、客観的な情報提供や周知の重要性を訴え、多くの町民の理解を得ることが必要と指摘しました。
最後に、スポーツ振興に関しては、町民が健康的に過ごすための施策として、スポーツイベントの充実が話し合われました。特に、新型コロナウイルス感染症明けにおける様々なスポーツイベントや教室の開催が、住民との交流促進となることが期待されています。今後は、総合型地域スポーツ・文化クラブの設立を通じて、町内でのスポーツ交流が活発化することが望まれています。