豊山町議会の第1回定例会が開催された。
鈴木 邦尚町長はコロナウイルスの影響と町民の生活支援について挨拶した。特にワクチン接種の進捗や、経済対策について触れ、町民や事業者への支援の重要性を強調した。
本定例会では、工事請負変更契約に関する3件の議案が提出された。下水道工事の契約の変更内容については、舗装構成の調整が必要だとされ、詳細な説明が求められた。この変更は、geomorphic contextに基づくものであり、計画に基づいた整備が進められることになった。
議会では、今年度の予算案が紹介された。一般会計の総額は73億9,000万円に達し、増額は3.8%である。町税は、個人収入の増加と法人の収益に支えられ、健全に推移する見込みが示された。
また、特別会計については、国民健康保険や介護保険等の収支も含まれ、全体的な財政健全性が確認された。特に、高齢者福祉や子育て支援においては、重要な施策が数多く計画されており、地域の持続可能な発展を目指す意識が伺えた。
さらに、町制施行50周年を迎える豊山町では、さまざまな記念事業が予定されている。町民の参加を促し、地域の絆を深める取り組みが行われる見込みだ。 今回は、特に公共施設の設計見直しやデジタル施策に対しても言及され、新しい時代を迎えるための準備が進んでいることが強調された。
議会の進行はスムーズで、提案事項への質疑応答も活発であった。議員各位は、町民の意見を反映させるための議論を展開し、豊山町の未来について真剣な姿勢が見受けられた。