令和5年12月4日、豊山町議会第4回定例会が開催された。
この日は、町長の鈴木邦尚氏が挨拶し、定例会の目的や議会における重要事項について説明した。議長の坪井孝仁氏は、10名の議員が出席し、定足数が満たされたことを確認した。特に、今期の定例会においては、電子表決の導入を試みることで、町民に対し透明性を高める方針が示された。
鈴木町長は、今回の定例会で審議される案件が16件あり、具体的には、報告案件2件、道路線の認定1件、新たな条例の制定及び条例改正が含まれると述べた。特に、町道751号線、752号線、753号線の認定が話題に上がり、地域のインフラ整備が進められることが期待されている。
また、補正予算案として、豊山町一般会計や特別会計についても詳細が説明された。特に令和5年度の一般会計補正予算は、総額96億2,779万9,000円となり、中には障害福祉サービスや福祉医療費関連の予算も含まれている。具体的には、障害者支援に関連するシステム改修や子どもの運動場の開放に必要な費用などが提案された。
今回の定例会では、共に町の課題を解決し、持続可能な地域づくりを進めていくため、議員・行政ともに協力し合う姿勢が強調された。今後の進展に注目が集まっている。