令和3年6月7日、豊山町議会の第2回定例会が開会した。
出席した議員は10名、町長の鈴木邦尚氏も挨拶を行った。町出身のプロ野球選手、立野選手の活躍を祝う一幕も見られた。
本定例会では、報告案件2件と議案15件、合計で17件の審議が行われる。
初めに、会期が6月18日までの12日間と決定された。町長は今回の定例会において、重要な議案について説明した。
まず報告第2号では、令和2年度豊山町一般会計予算の繰越計算書を提示。新型コロナウイルス対策としての事業が含まれる。次に、公共下水道事業に関する繰越計算書も発表され、こちらも一定の補助金を活用するとのこと。
議案第30号から34号では、工事請負契約の締結について質疑が行われた。大口司郎議員が入札辞退の理由を松井企画財政課長に問うと、労働者確保の難しさが理由であると回答があった。疑問を持つ議員も多く、職員からは「連休を考慮に入れる必要がある」という意見も出た。
議案第35号では、人権擁護委員候補者の推薦が提案された。小出正文氏を推す意見が多く、賛成多数で決定した。さらに、議案第36号から44号は条例の改正や補正予算に関するもので、関連する数多くの重要な施策が含まれている。
特に新型コロナウイルス関連では、ワクチン接種体制が整えられ、多くの町民が接種を受けられるように努力されている旨が強調された。