令和3年12月17日、豊山町議会は第4回定例会を開催した。
会議は午後1時30分に開かれ、議案の審議が行われた。審議された主な議案は、令和3年度の一般会計補正予算に関するものである。
まず、日程第1として「諸般の報告」が行われ、議案の追加提出が報告された。日程第2では、議案第64号から議案第70号までが取り上げられ、福祉建設委員会の委員長、柴田賢一氏が審査結果を報告した。具体的には、豊山町特定教育・保育施設及び関連条例の改正などについてで、原案が全員賛成で可決された。
続いて議案第66号では、令和3年度一般会計補正予算(第5号)が討論され、こちらも原案通りに可決された。この補正予算は新型コロナ対策の一環として子育て世代への直接支援を含んでいる。
さらに、日程第3の議案第71号において、町長の鈴木邦尚氏が補正予算(第6号)について提案を行った。提案の中心は、18歳以下の子どもに対する臨時給付金として10万円を支給するとの内容である。支給日は12月27日であり、その方法についても説明があり、佐藤泰広氏が経過を問い質した。
この議案についても質疑は少なく、全員賛成で可決された。議会の最後では、町長が参加者への感謝とともに、ワクチン接種に関する情報を共有した。地域の健康と安全を守るための配慮が継続されることを強調した。
日程第4では、閉会中の委員会の継続調査の申出が議題となり、これも承認された。会議は午後1時54分に閉会し、町議会の運営に対する全般的な評価がなされた。新型コロナウイルスの影響が続く中で、議会の運営がスムーズに行われたことが伝えられ、参加者全員がその重要性を認識した。