令和4年3月、豊山町議会第1回定例会が開催された。
出席議員は10名であり、議長の水野晃氏が会議を開会した。
本日の議事日程は、議案第5号から第25号までの各委員会による報告、及び選挙管理委員会の委員選挙等で構成されている。
まず、福祉建設委員会の委員長、柴田賢一氏が議案第10号に関する報告を行う。
この議案は、国民健康保険税条例の一部改正についてのものであり、均等割の引き上げについて質疑があった。
当局は、税制改革の目的を説明し、討論はなく賛成多数で可決された。
次に、総務文教委員会の委員長、岩村みゆき氏が報告を行う。
報告内容は、県が勧めるデジタル化施策や組織の見直しに関するもので、これにより職員数の定数を増やすことが決定された。
続いて、予算特別委員会の委員長、岩村みゆき氏が予算案について詳細を説明した。
「令和4年度一般会計予算は、町制施行50周年に向けた施策が多く盛り込まれている」と述べ、特に新型コロナウイルス感染症対策への配慮がなされていることが強調された。
また、山本亮介氏からは国民健康保険の負担増についての反対意見が述べられたが、岡島政信氏は「子育て世帯の負担軽減策が講じられている」と反論し、各案が原案のとおり可決された。
議会閉会前、町長の鈴木邦尚氏が挨拶を行い、50周年記念事業の実施への協力を要請した。
町民からの寄附にも感謝の意を表し、「町の発展に努める」と締めくくった。最後に議長の水野晃氏が定例会を閉会した。
この会議では、医療や福祉など、町民生活に密接に関連する議案が多く可決され、充実した討論が行われた。また、50周年に対する町の未来への計画が伺えた点も印象的であった。