令和3年12月14日、豊山町の議会が開催された。個別の議案の質疑が行われ、多様なテーマが提起された。
日程一では、議案第64号から第70号までの審議が行われ、特に議案第64号の質疑が目立った。議案第64号は、豊山町特定教育及び保育施設に関する条例の改正に関するものである。作野桂子議員の質問に対し、福祉課長の林真吾氏が、改正によって保育の事務がデジタル化され、利用者や事業所にとっての利便性が増進することを説明した。
議案第65号に関しては、国民健康保険条例の一部改正を扱い、質疑はなかったと報告された。
続いて議案第66号では、令和3年度一般会計補正予算が提案され、様々な支出増が求められている。岩村みゆき議員は、50周年記念事業に関する実行委員会の負担金について質問し、負担金が600万円である理由について詳細な内訳が説明された。
さらに、補正予算第67号から第70号にかけても質疑はなく、全ての議案が委員会に付託される運びとなった。特に介護保険特別会計や公共下水道事業の予算が提案され、今後の審議に期待が寄せられている。
全体を通して、議会はスムーズに進行し、出席者による活発な質疑応答が行われた。特に、デジタル化や地方自治体の制度改正に対する理解が深まる機会となったことが言及された。
このような質疑を通じて、町の財政や運営についての透明性が高まり、地域住民の理解が進んでいくことが期待されている。今後の計画についてもさらに詰める段階に入るという見方が強まっている。