令和4年10月31日、豊山町議会第4回臨時会が開かれた。
本会議では、議案第60号として令和4年度の一般会計補正予算が審議され、可決された。
町長の鈴木邦尚氏は、物価高騰への対応のため、児童支援の施策が盛り込まれた補正予算を説明した。
具体的には、子育て世帯への支援として、中学校卒業までの児童1人に1万円を支給する経費も含まれているとのこと。
さらに、愛知県が創設した臨時給付金や公共施設の光熱費増加に関する予算も計上された。
町長は、この補正予算により、町民の信頼を確保する意向を示した。
また、議案に関連して、大口司郎議員が新商品チャレンジ補助金について質疑を行った。
当初は375万円の補助を想定していたが、9件の案件が発生したため、追加計上が必要となる見込みであることが説明された。
高桑悟産業建設部長は、補助金を利用して新商品を開発する企業を支援することが町の望みであると語り、進捗を円滑に進める意志を示した。
町長は、町政策の実施にあたっての透明性確保や町民に向けた説明責任を持つ姿勢を強調した。
今後の実施計画や予算の見直しについても、注目すべきであろう。
その他、本臨時会では議会の会期の決定や会議録署名議員の選出など、基本的な手続き事項も確認された。
平穏に議事が進行し、異議なく全議案について審議が終了した後、町長は出席議員に感謝の言葉を述べた。
議長(水野晃君)の締めの挨拶の後、令和4年豊山町議会第4回臨時会が閉会した。