令和5年豊山町議会の第2回定例会が開催された。
議事日程では、議案第45号から議案第50号までの審議に加え、委員会の継続調査の申出が取り上げられた。
まず、議案第45号豊山町印鑑条例の一部改正について、福祉建設委員会の報告が行われた。
作野桂子氏は、スマートフォンを使用した証明書の取得可能時期について質疑を提起した。
当局からは「今年の秋以降になる」との返答があった。周知方法についても説明があり、必要な情報を国から受け次第、広報やSNSで広く告知する意向を示した。
次に、議案第46号から第50号までの各議案に関して、さまざまな質疑が行われたものの、反対意見はなく、全議案は全会一致で可決された。
特に、議案第50号に関しては、生活応援商品券や敬老祝商品券を用いることで、約8割の町民に給付が予定されていることが強調された。
委員会の審査報告を受けて、議長の坪井孝仁氏が各議案の採決を行い、すべての議案は可決される。
さらに、日程第3では、議会閉会中の委員会の継続調査について議論された。議長の坪井氏が「異議なし」との確認をして、この申出を認めることが決定された。
会議の最後に、鈴木邦尚町長が挨拶を行い、「全ての議案を慎重に審議いただき感謝する」と言及した。今後も町の発展に向け、適切な執行を行う意向が示された。町民の信頼を受けてさらなる努力を約束した。
この定例会は、豊山町における重要な施策が一致して可決され、新たな展開に期待が寄せられる結果となった。