令和元年5月15日、北名古屋市議会臨時会が開催された。議長辞職や議案の上程が行われ、会議がスムーズに進行した。
出席議員は20名で、全員一致のもと開会され、冒頭に長瀬市長が招集挨拶を行った。市長は、「北名古屋市を未来志向で構築する」と強調し、教育委員会委員の任命に関して議員の協力を呼びかけた。
今臨時会の主要な議題には、議案第41号と第42号があった。これらはそれぞれの教育委員会委員の任命に関したものであり、質疑や討論はなく、議案は原案通り同意された。市長の説明によると、大口喜久子氏と加藤知津子氏の任期満了に伴い、山田聡子氏と寺川理絵氏を新たに任命するものである。
続いて、議長辞職の件が取り上げられた。長瀬悟康議員からの辞職願は異議なしで許可され、新議長には永津正和議員が選任された。新議長は自己紹介の中で、「市民目線の開かれた議会を推進する」と述べた。
また、副議長には猶木義郎議員が選任され、同様に職責を全うする旨述べた。各常任委員会の委員や委員長も選定され、今後の議会運営に向けた基盤が整った。
議案第43号、北名古屋市監査委員の選任についても同様に審議された。桂川将典氏の辞職に伴い大野厚氏が選任された。議案の原案通りの同意を得た。
会議の締めくくりに、市長は議会活動や市民福祉の重要性を再確認し、議会に対する期待を述べた。
すべての議案が円滑に採決され、臨時会は無事閉会となった。今後の北名古屋市の発展に向けた新たなスタートを飾ったともいえる。