令和3年第3回北名古屋市議会臨時会が、5月14日に開催された。
この臨時会では、教育委員会関連の人事案件が議論され、特に教育長の任命や教育委員の任命について慎重に審議が行われた。長瀬厚市長は、教育長である吉田文明氏の再任案を説明し、議会の同意を求めた。資料が各議員に配付され、質疑はなく、討論も成立せずに賛成多数で議案は通過した。
続いて、議案第41号として教育委員会委員の池山健次氏の再任が提出され、これも同様に賛成のもとに原案通り決定した。市長は「教育委員会のご協力に感謝し、今後ともよろしくお願いしたい」と挨拶を行った。
また、臨時会では副議長の辞職に関する件も取り上げられた。清水晃治氏が辞職を申し出、議会はこれを承認した。後任の副議長には井上一男議員が選任され、政務の引き継ぎが行われた。井上一男議員は挨拶の中で、市当局の取組に応じた市議会の在り方についても言及した。
さらに、常任委員会の委員や議会運営委員会の選任も行われ、各議員が役割を担うことになった。全体的に、議会は円滑に運営され、各議案はスムーズに同意されていった。市長は最後に、議会構成を祝福し、今後の市政活動に期待を寄せた。