令和6年第3回北名古屋市議会臨時会が5月13日に開催された。
この会議は、日々の運営に関わる重要な人事案件を中心に進められた。
市長の太田考則氏は招集挨拶で、人事的な変更の意義について説明し、スムーズな進行を願った。
提案された議案は、教育委員会に関する重要な人事が3件、及び監査委員の選任に関する議案が1件である。
まず、議案第38号は、教育長の再任に関するもので、松村光洋氏が任期満了のため再任される。
質疑や討論はなく、原案どおり同意される。
次に、議案第39号と第40号では、それぞれ田中幸湖氏と平松貴美子氏の教育委員会委員への任命が提案された。
これについても議員からの異議はなく、賛成多数で採決され、無事通過した。
夕刻に行われた新しい役員の選任では、議長に福岡康議員、副議長に上野雅美議員が選出された。
両者の挨拶が続き、新しい市議会のスタートを感じさせた。
福岡新議長は議会の運営について意欲を示し、堅実な運営を約束した。
一方で、同日中に前議長大野厚議員が辞職し、ゆっくりした議会運営を経て地域の発展に寄与していく意向を表明した。
副議長辞職後の選挙も異議なく進み、上野議員がその座に就任し、議員一同の協力を求める発言をした。
議会運営委員会の選任、常任委員会の委員選任が行われ、様々な役割を持つ議員がそれぞれの委員会での活動を開始する。
市長の挨拶で密に協力しあい、新たな北名古屋市を築くとの意志が示された。
最終的に全ての議案が承認され、再出発を告げる感謝の意が議場に広がりながら会議は閉会した。