令和5年第4回北名古屋市議会臨時会は、10月3日に開かれた。
議会は、20名の出席により定足数を満たし、会議が成立した。議事日程に挙げられた主要な議案は、文化勤労会館屋根外壁等改修工事にかかわる工事請負契約の変更である。この契約変更は、外壁タイルの改修を627㎡追加するもので、工事費用は約2億7,302万円にのぼる。
太田考則市長は招集挨拶の中で、本臨時議会における審議の重要性を強調し、議員に対して慎重な検討を求めた。市長はまた、工事の変更理由として、実地調査の結果、劣化が進んでいるタイルの改修が急務であることを説明した。特に、地震発生時の安全性の観点からも早急な対応が求められるとした。
この議案に対する質疑及び討論は行われず、採決が実施された。結果、提案された議案は原案通り可決されている。この工事の履行期限は来年1月31日であり、契約の相手方は前田建設工業株式会社中部支店とされている。
市長は閉会にあたり、議員と地域の人々への感謝を述べ、健康管理を促す挨拶も行った。市民に向けてのメッセージとして、これからのイベントへの参加促進を求める声もあった。議会は、全ての議案を無事に議了し、会期を終了した。