令和4年第2回北名古屋市議会定例会が、6月27日午前10時に開会した。
この日は、全21名の議員が出席し、安定した議会運営が行われた。
会議では、議案第53号から第56号までの4件が一括で議題とされた。
議案第53号は国民健康保険特別会計補正予算であり、全議員の賛成により可決された。これは市民の健康維持に寄与する重要な予算である。
次に、議案第54号、北名古屋市国民健康保険税条例の一部改正についても、通告がなかったため、即座に採決に進んだ。この改正も全員の賛成にて通過。議員からの質疑もなく、スムーズな進行が見られた。
続いて、議案第55号、新川東部浄化センターサッカー広場の設置や管理に関する条例の制定について報告が行われた。委員長である浅利公惠氏が質疑応答を行った。
その中で、「施設の利用に関しては、総合体育館が申込み窓口となり、周知方針は広報等で周知する」との回答がなされた。市民の利用を促すための具体的な取り組みが示された。
議案第56号、親水運動広場についても同様の質疑があり、利用競技や安全対策についての議論が行われた。「ネットフェンスの修繕を計画的に行っていく」との説明があり、周辺の安全確保にも配慮が見られる。これらの議案もすべて原案通り可決された。
また、議員派遣についても議題に上がり、細かな説明があった。温水プール内覧会や土地区画整理事業の現地視察、広島市平和記念式典への参加などが列挙され、議員全員及び特定の議員が派遣されることが決定した。
市長の太田考則氏は、定例会における挨拶で、「全ての議案が無事に可決されたことに感謝」を表明し、議員一同とのさらなる連携を強調した。市政の進展に向けた強い意志が感じられる瞬間であった。
これにより、今回の議会は全ての議題を円滑に終え、定例会は幕を下ろした。市の発展に向けた次なるステップが期待される。