令和5年第2回北名古屋市議会定例会が6月1日に開会し、7件の議案が提出された。
市長の太田考則氏は、定例会の開催に感謝の意を述べ、議案に関して慎重な審議を依頼した。
注目の議案は、令和5年度北名古屋市一般会計補正予算(第3号)だ。今回は、(仮称)多機能型市民活動センターの実施設計などが盛り込まれ、歳入歳出それぞれ3,345万9,000円の追加を提案している。
また、議案第38号の北名古屋市市税条例の一部改正では、森林環境税の賦課に関する規定の整備が話題に上がった。
市税条例の改正に伴い、固定資産税や軽自動車税の特例についても見直しが行われる。
議案第40号では、地域公共交通会議条例の廃止を提案した。これは新しい法定協議会の設立に向けたものである。この法案は9月1日施行を目指す。
さらに、財産の無償譲渡に関する議案第41号、印鑑条例の改正に関する議案第42号も提出された。印鑑条例改正により、電子署名や移動端末による交付の便利化が図られる。
最後に、国民健康保険税条例の改正が議案第43号にて提案され、低所得者世帯への軽減策が見直される旨が報告された。