令和4年第4回北名古屋市議会臨時会が10月28日に開催された。
議会では、議案第85号にあたる令和4年度北名古屋市一般会計補正予算(第6号)の審議が行われた。
太田考則市長は、一般会計補正予算について「物価高騰に直面している生活者を支援する」と強調した。
補正予算には、光熱費や食料品価格の上昇を受けた施策が盛り込まれ、合計2億4,051万3,000円の歳入歳出予算追加が提案された。
具体的には、愛知県子育て世帯臨時特別給付金給付事業費の補助金や財政調整基金からの繰入金を見込んでいる。
福祉部門においては、住民税均等割のみ課税される世帯に対する臨時特別給付金が計上されており、計7,364万5,000円の施策が評価される。
市議会では、質疑応答が行われたものの質疑の通告はなく、議案は付託された後に採決に進んだ。
全員が賛成し、議案第85号は原案通り可決された。太田市長はその後、議員に対して市民説明会の開催を改めて示唆した。
議長の神田薫氏は「慎重な審議を行い、無事に閉会できたことに感謝する」と述べ、議会は閉会した。
この臨時会では全ての議案が議了され、今後の市の施策に向けた重要なステップとなった。