令和5年第1回北名古屋市議会臨時会が、4月27日に開催された。
この日は、議案第33号の令和5年度一般会計補正予算が議題に上がった。
市長の太田考則氏は、臨時会において提出した補正予算について、慎重な審議を求めた。
議案第33号は、歳入歳出それぞれに3億2,436万円を追加し、総額を304億4,627万4,000円とする内容である。
特に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した施策が強調された。
財務部長の大林栄二氏は、補正の具体的な内訳を説明した。
住民税非課税世帯等への臨時特別給付金の支給や、子育て世帯への支援施策が含まれている。
質疑が行われず、議案は所管委員会に付託された。これにより予算決算常任委員会での審査が進められることとなる。
その後、討論・採決が行われ、本案は全員の賛成で原案通り可決された。
市長は補正予算の可決に感謝を述べ、行政と議会の連携を強調し、今後の市行政への期待を込めた挨拶を行った。
今回の臨時会の会期は、1日のみであったが、円滑に進行し、すべての議案が審議の上、問題なく閉会となった。
議長の神田薫氏は、議員に対する感謝の意を表し、今後の活動への期待を寄せた。