令和3年第3回北名古屋市議会定例会が9月3日に開会した。
今回は、令和2年度に関する様々な決算報告が議題に上がった。
議案第52号から第70号までの19件が一括で議題として取り上げられた。特に、令和2年度一般会計決算については、経済活動の影響も受けた中厳しい状況でなかったか、改めて市長や各部長の見解が求められることに。市議会の議員らは、これらの議案に対し質疑を行った。
また、子育て支援施策についても議論が活発だった。熊澤真澄議員(市政クラブ)が、子育て支援センターの相談や支援内容の見直しについて質問した。特に、コロナ禍の影響を受けた家庭への施策充実の必要性が強調された。対応が進められる中、利用者の声をより多く反映していくことが期待される。
さらに、環境美化活動も大きなテーマとされ、地域団体と共に取り組むスポGOMIやSNSを活用した「ピリカ」の導入が考慮されている。有効なコミュニケーション方法が再評価され、地域の皆が参加しやすい環境を整えることが求められている。
一方、妊娠中の女性とその家族のサポートに関する問題も浮き彫りとなった。重症化リスクが高まる中で、愛知県が接種を優先する方針を打ち出しており、市としてもこの流れに乗った施策が期待されている。