令和5年第3回北名古屋市議会臨時会が開催され、主要議案である国民健康保険の特別会計補正予算について慎重な議論が行われた。
議会は2023年5月22日に始まり、議長の大野厚氏より開会が宣言された。出席した20名の議員により、定足数が確保されたことを確認した後、市長の太田考則氏が招集挨拶を行った。今回の臨時会では、国民健康保険特別会計に関する補正予算案が主な焦点であり、特に歳入と歳出がそれぞれ2,500万円増額され、総額が74億4,200万円に達することが報告された。
青山市民健康部長は、議案第36号について説明し、歳入では国民健康保険税による繰上充用があり、歳出には不足額が計上されていると述べた。質疑が設けられたが、通告はなく、質疑は終結した。このまま議案は、所管委員会に付託される運びとなった。
会期は一日間に設定され、議事が円滑に進行したことで、全ての議案が議了されることとなった。閉会にあたって、太田市長は補正予算が可決されたことへの感謝の意を表し、さらなる議論を期待していると述べた。この臨時会は市政の重要な一歩を後押しする形となった。
最後に大野議長は、出席議員への感謝を示し、今後の議会への関心を促した。市民に向けた施策がより良い方向へと進展することが期待される。