令和4年第2回北名古屋市議会臨時会が5月10日に開会した。
この臨時会では、議会の役員改選及び市が提出した主要議案の審議が行われた。
市長の太田考則氏は招集挨拶の中で、今回の議会が重要な意味を持つと述べた。特に出席議員の協力を強調し、議案の慎重な審議を求めた。
臨時議長は沢田哲氏が務め、議会がスムーズに進行することを確認した。
議長選挙では、神田薫氏が新たに選任され、挨拶では議会運営の活性化を目指すと意気込みを示した。副議長には福岡康氏が選任された。
さらに、様々な常任委員会と特別委員会の委員が選任され、各委員会において業務が効率的に進められる体制が整った。
この臨時会では、議案第42号及び第43号の専決処分の承認が主要議題として取り上げられた。財務部長の大林栄二氏が議案の概要を説明すると、質疑では地方税法改正に基づく条例改正の内容について確認が行われた。市民生活への支援策も考慮に入れていくとの回答があった。
また、教育委員会委員及び監査委員の任命に関する議案も次々と承認された。これらは市の連携を強化し、市民の信頼を向上させる方針が示されたものであった。
市長の閉会挨拶では新しい議長が誕生したことに期待を寄せ、「ともに進める、新しい北名古屋市」の実現に向けて議会が一丸となることを呼びかけた。
この臨時会は、役員改選と重要議案の承認を果たし、北名古屋市議会の新たな一歩を踏み出すことになった。