令和2年第2回北名古屋市議会臨時会が、7月21日午前10時より開会された。
出席議員は20名で、議長の沢田 哲氏が会議を進行した。
市長の長瀬 保氏は、本日の臨時会を開催できたことに感謝を示し、猛暑や新型コロナウイルスの影響を懸念しつつ、市議会における議員活動の重要性を強調した。
特に新型コロナウイルス対策の重要性に触れ、議員には地域の皆さんへの自己管理の働きかけを求めた。また、大雨による九州や岐阜県での水害にも言及し、被災者への支援を訴えた。
今回の臨時会では、令和2年度の一般会計補正予算(第4号)の議案が議題に上がり、その提案説明は財務部長の村瀬 雅彦氏によって行われた。彼は、補正予算の総額に歳入歳出それぞれ6億4,633万4,000円を追加し、合計394億6,803万1,000円であることを説明した。
補正予算が新型コロナウイルス対策に直結するものであることが強調され、特に高齢者や子どもたちへの支援が計上されている。
具体的には、高齢者の感染症予防対策や、児童福祉費として保育園や小規模保育事業所への支援が含まれている。
さらに、妊婦支援や災害時の避難所対策の予算増加も見られる。特に教育分野では、IT教育支援事業として、タブレット端末の配備を行うための予算が組まれたことも述べられた。