令和元年第4回北名古屋市議会定例会が開催され、重要な議案が審議された。
本議会では、人事行政や公共の施設に関する多数の議案が可決した。その中でも議案第82号の北名古屋市人事行政の運営状況に関する条例の改正については、特に注目された。委員会において委員全員の賛成で可決され、「地方公務員としての自覚を促す合理的な制度として今後も運用する」と長瀬保市長は述べた。
また、議案第87号、国民健康保険特別会計補正予算に関して議員の間で賛否が分かれる場面も見られた。市政クラブの井上一男議員は賛成の立場を示し、オンライン資格確認の導入によって施策の効率化が期待できるとした。一方、川渕康宏議員はその実施が情報漏洩のリスクを増やすとの懸念を示し、反対の立場を貫いた。
さらに、議案第85号の自転車駐車場管理条例の廃止についても議論が白熱した。川渕康宏議員が反対を訴えたのに対し、清水晃治議員は民間運営化への転換によって事業の安定化が見込まれるとし賛成した。