令和3年12月定例会において、主に新型コロナウイルス対策及び市の財政状況に関する議論が行われた。
昨今の離職者と体制強化が求められる保育士についても多くの発言があり、特に彦坂和子議員が語った新型コロナウイルスの影響下における保健所の対応には、賞賛の声が集まった。また、議会内では子供のための支援策や地域の安全を守る防犯活動についても議論されている。
彦坂議員は、保健所業務の重要性を強調し、感染症が流行する中での予防接種やPCR検査の必要性を訴えた。特に、前回の第5波における感染者急増時の教訓を元に、第6波の備えとして行政が果たすべき役割に関する意見が多数寄せられた。もっとも、彦坂議員はPCR検査実施体制の整備を強く要望した。
さらに、いずみ学園などの障害児支援に関しても、議員から活発な意見が交わされており、特に保育士の養成や支援制度の整備が急務であるとの観点が示された。一宮市として、今後の施策において、スムーズに連携が図れる仕組み作りや多様なサポート体制の整備が求められている。
最後に、議案においては、令和3年度一般会計補正予算,自治体が自らの責務を果たして市民の生活の質向上に寄与するため、新年度への取り組みが具体的に進められることが期待されている。