令和2年12月定例会が開催され、多くの議案が上程された。
会期は本日から12月21日までの22日間と決定した。
主要な案件として令和元年度の各事業会計決算の認定が一括議題にされ、順次認定された。
令和元年度愛知県一宮市水道事業会計決算は、「県からの水道水購入分が増加している理由について、地下水井戸の老朽化による水質劣化が関係している」との説明がなされた。
また、下水道事業でも同様の理由から、県からの購入が増える見通しである。
一宮市立市民病院の病床利用率は現在81.6%で、地域クリニックとの連携強化が必要とされる発言があった。
議案第71号から第73号までは、人事院勧告に基づく職員の給与改定が提案された。
特に、一般職員の期末手当は0.05月分引き下げられることが議論を呼んだ。
討論では反対意見もありながら、全会一致での採決が進められ、認定議案や補正予算案の承認が得られた。
市民サービス向上を目的とした新型コロナウイルス対策として、支援策や補助金の導入も目指されている。
提案された議案には、社会福祉関連の法案や新設条例の制定も含まれた。