令和4年5月23日、一宮市議会は第1回臨時会を開催した。
会議では、議会の会期の決定が行われ、今期臨時市議会の会期は本日1日とすることに異議がなく決定した。
続いて、議案第43号から第45号までの市議会議員及び市職員の報酬改定について審議される。市長の中野正康氏は、国の人事院勧告に基づき、市職員の期末手当を引き下げる改正案を説明した。特に、議員報酬については、6月と12月の期末手当がそれぞれ0.05月分引き下げられることになる。
議案第44号の特別職員の給与に関しても、同様に国の動向に従った改正が実施される。対象職は市長、副市長など7名で、ここでも減額が行われる。市長の給与は令和3年度と比較して、合計で約33万円程度減額される見込みである。
議案第45号、一般職の職員についても、6月と12月の支給月数が0.075月ずつ引き下げられる予定で、その結果、正規職員の給与平均は約10万円程度の減額となり、影響が大きいことが見込まれている。彦坂和子議員の質疑に対し、総務部長の長谷川伸二氏は、正規職員約2,200人、再任用職員約100人、会計年度任用職員約1,100人が対象と回答した。
続いて行われた議長辞職許可の後に、花谷昌章前議長が辞職の挨拶を行った。彼は、議長としての任務を無事に終えることができたと述べ、議員と市民への感謝を表明した。その後、議長選挙が行われ、八木丈之議員が新たに議長に選出された。八木新議長は、感謝の言葉と共に、新たな職責に対する決意を語った。